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前編1/カフェを創ろう。
看護師として働き始めた20代。 忙しいながらも仕事はとても楽しくて、辞めたいと思うことも一度もなかったし、 きっと定年までやるだろうなあ・・・なんて思っていました。 ただ、夜勤は月に15回以上。夜勤明けの休日ばかりで、丸…
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カフェ奮闘記4/覚醒した「前世」の生き方
個人事業主=フリーランスと聞くと、 組織の中にいる会社員よりも、自由でいられるイメージが強いはずなのに、 私の働き方は、まるで、戦場にいる兵士のようでした。 店を始めた頃の私は、メンタルを保つために、数々の歴史の物語を観…
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カフェ奮闘記3/趣味が仕事になるということ
このお店を始めるまでは、私の趣味は『カフェに行くこと』でした。 地元だけでは満足できず、新しい街を訪れて、そこで新しいカフェを見つける喜び、癒される時間がとても好きだった。 そして、それを仕事にしたいと思い、スタートさせ…
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カフェ奮闘記2/誰も座らないカフェ
わたしがお店を開業した頃は、現在のような無料で便利なSNSがなかった時代でした。 自ら、発信する手立てといえば、思いつくのはホームページ、広告チラシ、看板などになります。 わたしは、口コミで広がっていくようなイメージを理…
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カフェ奮闘記1/地獄の3日間
「地獄の3日間」と名付けたのには理由があります。 それくらい、オープン3日間のあの日に帰りたくない。 オープン当日、ワクワクから地獄に突き落とされた 2007年5月の日曜日、私たちのカフェは無事オープンの日を迎えることが…
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開業計画書/カフェを創ろう。
店を始める前の借り入れは、本当に大変でした。 今思い出すと・・・。吐き気しそうです。笑 そして、よく、ねばったなぁ・・・と思います。 金融機関の融資の説明をみると、条件さえそろえば、簡単に審査が通りそうな雰囲気があります…
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最終編2/カフェを創ろう。
年に2~3回ほど、南フランスへ買い付けに行かれてるBOLTさん。 建築デザインを決めながら、ドアなどたくさんの什器を仕入れてもらいました。それと並行しながら、私たちは、借入のための開業計画書も作り始めていきました。 (開…
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最終編1/カフェを創ろう。
土地は契約を交わした月から、家賃の支払いが始まります。 もう、立ち止まってはいられません。 まずは、「建物」を建ててくれるひとを見つけるところからです。 何件か建築会社を訪問してみるのですが、自分の好きな雰囲気のものがあ…
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後編2/カフェを創ろう。
フランス菓子の学校が終わりを迎える頃、自分たちのカフェのコンセプトが決まりました。 漠然としていたものが、頭の中で形になりつつある瞬間でした。 「癒しの空間」で、 「自宅では味わえないような非日常の時間」の中に、 「おい…
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後編1/カフェを創ろう。
私が通うことに決めた学校、「ル・コルドン・ブルー」は基礎、中級、上級クラスがありました。最初から、上級クラスまで通うつもりだったので、何のためらいもなく、一括払いで申し込み。(のちに知ったのですが、基礎クラスの仲間たち誰…
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前編2/カフェを創ろう。
福岡のカフェを訪れたときに入った強烈なスイッチは、 自宅に帰ってからも切れることなく、逆につきっ放しの状態でした。 その店主さんが、料理教室も主催している方だと知り、 ランチをカフェで提供しているだけじゃないんだ・・・と…