ジャッジの世界から抜け出す
ジャッジの世界から、いち早く抜けるにはどうすればよいと思いますか?
一番早いのは、仕事している人なら「同業者」、
子育て中なら、「子育てしている者」・・・というふうに
同じ立ち位置の分野の人に対して、どんな感情が隠れているかみてください。
例えば、私の場合・・・昔はジャッジの世界に浸かっていました。
同業者=つまりケーキ屋、ケーキ職人に対して、意識が向いていたんです。
簡単に言うと「なぜか気になる存在」ってわけです。
人のことが気になる→SNSなどを見る→自分と比べる→不快な感情が湧いてくる。
この、不快な感情とは、
「なぜ、この材料で美味しいっていう人がいるんだろう?」
「どうして、この店が売れているんだろう?」
「○〇なのに、おかしくない?」
「普通は、こういうやり方するよね、ここがおかしいと思う・・」
などなど・・・!
【相手を否定して、自分の方が正しい】と言い聞かせてるものは、
すべてジャッジからきていると思っています。
そもそも、100人いたら、100通りのやり方、考え方がある。
100店舗同じなわけがないんですよね。
良いも悪いもなく、正しい、正しくないもない。
こんな感じで、お店ってジャッジのターゲットになりやすい分野だと思います。
相手が「店」だから、何を言ってもいい・・という風習も感じられます。
私が、ジャッジされる側で学んだことは、以下のようなことです。
一つは、「お客様からの声」「レビュー」です。
実は、200台ケーキを発送してもレビューを書くお客様って1割もいません。
口コミでケーキを広げたいな!と思っていても、そう簡単にいかない。
でも、書きたい数人の方は、こちらが考えてもいないことを書くことがあります。
まるで、重箱の隅をつついてるような感じで・・笑
*ふわふわだと思っていたら、そうじゃなかった→☆2
*思っていたより小さかったです→☆2
*こんなに待たせるなら、スタッフ増員したほうが良いと思います→☆1
*おいしいけど、高いです。リピはないかな→☆1
実際書かれたことあるものを書きましたが、よくあるレビューで、なんか笑えてきました。
そしてその数人のレビューをみて、「やめとこうかな」っていう人もいると思いますが、
ここも心配する必要はありません。
それでいいんです!人のうわさに惑わされてしまう人は、
本来の自分が求める相手だろうか?と考えると答えがでます。
少し話がそれますが・・・ビジネス目線で言いますと、
「自分はどんなお客様に来てほしいか?」と考えるのはとても大切なことだからです。
私はお店や何かを選ぶとき、すべて自分の直感で選びます。
他人の口コミ、レビューを見て、判断しません。
これに関しては自分の直感は外れたことないです。
これは、私自身が「赤の他人から星を付けられる」という世界に、違和感しかないからです。
なので、私はオープンして間もないころから、
本名のないレビューは受け取らない方針で、これまで来ています。
名も語らない相手からの言葉を信じることができないですし、
本当に伝えたいことは、直接お店に伝えて来られると思います。
これまでも、感謝の気持ちなどは、たくさんメールをいただいてきています。
そして、こちらも返信ができますし、そこから『縁』が生まれたことも数多くあります!
これも、本当にありがたいことです。
そして、本当のクレームというのは、直接お店に尋ねるのが筋だと思うのです。
そうすれば、お互いの意見を交わし合うことができ、どちらにとってもモヤモヤは残らない。
もし、お店されている方で、こういったことにお悩みなら・・
「匿名のものは受け取らない」と決めてしまえば、断ち切れます!
(見ない、読まないってことです)
そして、自分も同じことをやらないことです。
自分がお店に対して、普段からジャッジしていないか?
少なからずジャッジをしている場合、ジャッジされることを警戒します。
結果、人の目が気になる・・。人の意見に惑わされる・・。
こんな感情になっていきます。
まずは自分もジャッジする側を辞めると決める。
自分を変えたいなら、まずはここです。